砥部焼 色絵 人物群像文 こなから徳利
(江戸時代後期 19世紀前半) 商品番号 2997
高さ 約17.3cm/胴径 約10cm 全体的にカンニュウがありますが、水は漏れません。状態は写真でご確認ください。 砥部焼は1750年頃に愛媛県伊予郡砥部町に開かれた窯です。18世紀後半には磁器焼成に成功、1818年に良質の陶石(川登石)を発見した後、作品の質が向上、砥部焼は磁器の一大生産地となりました。本品は砥部焼で磁器が焼成され始めた頃に北川毛窯で製作された色絵の人物徳利。高台の土を見ると半陶半磁のような雰囲気があります。絵が上手なので陶工ではなく御用絵師が絵付けをした作品であることがわかります。市場にほとんど出てこない珍しい作品です。サイズ(2合半)が中振りなので日本酒器として使用できるでしょう。 | ||
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