高麗 灰釉 茶碗
(高麗時代後期 14世紀後半) 商品番号 2809 口径 約17cm/高さ 約7.8cm/高台径 約6cm カンニュウに紛れて、口辺から目立たないニュウが数本あります。状態は写真でご確認ください。 東アジアでは14世紀前後、灰釉の掛かった作品が流行します。日本では古瀬戸の瓶子などが有名です。本品は1400年頃、朝鮮半島で作られた灰釉の茶碗。宋の天目茶碗のような形をしているので、高麗の陶工が中国文化の影響を受けて製作したされた作品だと考えられます。同時代の日本の灰釉天目茶碗とは少し違った雰囲気があります。美しい釉薬が全体にかかった茶碗です。薄茶器、鉢としてご使用になれます。 | ||
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