赤膚焼 鉄釉・藁灰釉 天目茶碗
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2119
ご売約、ありがとうございました

口径 約12cm/高さ 約6cm/高台径 約4.5cm

経年の汚れが付着していますが、良い状態です。状態は写真でご確認ください。

赤膚焼は奈良県奈良市五条町の焼物です。遠州七窯の1つで、江戸時代を通して茶陶などを生産しました。本品は江戸時代後期、赤膚焼の名工・奥田木白周辺の陶工が作ったと考えられる鉄釉茶碗。木白は他の窯の写しが得意だったので、瀬戸焼風天目茶碗を制作させたのでしょう。天目茶碗は貴人用なので、寺院の注文で使用するために作られたのかもしれません。白い釉薬が滝のようにも見え、雰囲気のある良い作品です。普段使いの茶碗としてお楽しみください。












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