亀山焼 山水唐草文 蓋物
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 2072
ご売約、ありがとうございました

蓋までの高さ 約23cm/胴径 約18cm
口径 約11cm/高台径 約10.5cm

経年の汚れや窯傷、口辺に若干の使用傷がありますが、総じて良い状態です。状態は写真でご確認ください。

亀山焼は長崎奉行の支援で、1804年長崎に開かれた窯です。陶土は天草土、呉須は奉行所の援助もあり唐船舶載の最高のものを使用し、中国文化の影響を受けて異国所緒のある作品を多数作っています。本品は中国の茶壺の影響を受けて作られた大きめな染付蓋物。長崎は黄檗宗の本山があるので茶葉用に製作されたのでしょう。伊万里焼にはない珍しさがあります。資料館級の和洋折衷、エキゾチックな文化を持つ長崎ならではの魅力がある作品です。観賞用、容器としてお楽しみください。











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