呉須 芙蓉手 大皿
(明時代後期 17世紀前半)

商品番号 2058
ご売約、ありがとうございました

口径 約39.5cm/高さ 約5.3m/高台径 約20cm
保存箱付き

全体的にカンニュウが入り、口辺にこの時代特有の虫喰いがあります。経年の汚れがありますが、全体的に良い状態です。状態は写真でご確認ください。

呉須は明時代、中国の南方地方で焼かれた磁器の総称で、当時の庶民の生活を支えた日常雑器でした。本品は漳州窯(福建省)周辺で焼かれたと考える芙蓉手の大皿。芙蓉手は中国明代万暦年間(1573~1620)頃に作られた染付磁器の文様様式です。見込中央に大きく円窓を設け、その周囲を区切る文様構成が、大輪の芙蓉の花を連想させることから、日本では「芙蓉手《と呼ぶようになり、伊万里焼などでも生産されました。本品は、おおらかな筆致で絵付けがされた、存在感のある大皿。観賞用の作品としてお楽しみください。











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