瀬戸焼 御深井釉 染付 平茶碗
(大正時代 20世紀前半)

商品番号 2052
ご売約、ありがとうございました

口径 約14cm/高さ 約5.5cm/高台径 約4.5cm

割れ、欠けはありませんが、経年の使用による汚れがあります。状態は写真でご確認ください。

瀬戸地方で焼かれた黄瀬戸、御深井釉の茶碗です。本品の見所は黄瀬戸に染付が掛けられている点にあります。ほとんど類例がない作品と言っても良いでしょう。 通常ならば、黄瀬戸にはタンパンが使用され、緑色に発色するのですが、本品の作者は黄瀬戸と染付の融合に挑戦したようです。作者は伊万里焼の雨降り文を意識して、本作を作ったのかもしれません。残っている茶渋も景色の一つになっています。雨から夏にかけて普段使いに使用できる平茶碗です。

















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