黒漆 蒔絵 朧月夜 大内形 平卓
(明治時代 19世紀後半)

商品番号 2042
ご売約、ありがとうございました

天板 縦横 約30.5cm×48.5cm/高さ 約23cm
共箱付

経年のスレ、螺鈿の剥がれ、1本の足先に約1cmの直し、足の付け根に若干の傷みがありますが、まだまだ使用に耐えうる状態です。状態は写真でご確認ください。

平卓は四足に仏教独自の造形が施された香華などを置くために作られた机です。その他、文机、茶の湯などにも使用されます。本品は、山口県で生産された大内形とされる平机。台の平面に蒔絵で朧月夜が描かれています。お洒落なので仏前用というより、歌などを書く時の机として使用されたと考えられます。箱に詩歌が添えられた独特の雰囲気を持つ漆器です。古美術品を置く台座としても映えるでしょう。季節感をお楽しみください。




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