犬山焼 赤玉龍文 徳利 一対
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 2030
ご売約、ありがとうございました

高さ 約21.5cm/胴径 約8cm
口径 約4×5cm/高台径 約7.5cm
容量 約550CC

経年の汚れや窯傷、白首の口辺に約1cmの傷があります。状態は写真でご確認ください。

犬山焼は愛知県犬山市で18世紀中頃に開かれた窯です。文化7年(1810年)に丸山窯が開かれると、京都粟田焼の影響を受けた呉須赤絵、道八風の雲錦手が作られるようになり、天保時代には一世を風靡しました。本品は天保年間、犬山焼が興隆していた時代に作られた赤絵龍赤玉文徳利。「聾米造」の文字が入っているので、青木木米(聾米)を模した作品です。このことから、犬山焼が饗や木の影響をうけていたことがわかります。青首と白首の一対で楽しむことができます。約3合入ります、観賞用、酒器としてお楽しみください。






















参考写真「日本やきもの集成2 東海甲信越」


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