青磁 四耳壺
(隋時代 6世紀)

商品番号 1993
ご売約、ありがとうございました

高さ 約18cm/胴径 約11cm
口径 約5cm/高台径 約6.5cm
保存箱付き

経年の汚れがつき、盤口の上部が欠損し、擦って整えられています。状態は写真でご確認ください。

隋時代(581年 - 618年)、中国北方部で作られたと思われる古代青磁の四耳壺です。隋は南北に分かれていた政権を一つにまとめた有力な政権で、南北を結ぶ大運河の開発によって、後の中国の政権が潤ったと言われています。中世日本の瀬戸焼や江戸時代の御深井焼のルーツともいえる美しい青磁釉が掛かっています。倭国は隋に遣隋使を派遣していますが、遣隋使は本作のように青磁釉の掛かった施釉陶器に目を奪われたはずです。これまで多数の隋の作品を扱ってきましたが、本品のような作品はあまり日本に流入していません。古代史ファンにお勧めの一品です。


















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