李朝 黄伊羅保 茶碗
(李朝時代後期 19世紀後半)

商品番号 1957
ご売約、ありがとうございました

口径 約15cm/高さ 約7.5cm/高台径 約6cm

口辺に窯傷からの2cmのカンニュウがありますが、良い状態です。状態は写真でご確認ください。

伊羅保茶碗は日本の茶人が李朝に注文して作らせた茶碗です。ざらついた肌に特徴があり、釘彫り様の箆目や意図的に釉を掛け分けた作品もあります。本品は一般の伊羅保茶碗よりも滑らかな印象の、黄瀬戸のような釉薬が掛かった茶碗。灰釉は主に雑器に使われるので、めったに茶碗に使用されません。日本でも李朝作品でもあり見かけないタイプの作品。茶器と民芸品の良さを合わせ持つ茶碗と言えるでしょう。普段使いの茶碗としてお楽しみください。














窯傷からの側面に通っていないカンニュウがあります


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