黄瀬戸 盃 2客
(明治時代 19世紀後半)

商品番号 1948
ご売約、ありがとうございました

(左)口径 約7.2cm/高さ 約3.2cm
(右)口径 約6.8cm/高さ 約3.3cm

1客の口辺に約1cmのニュウがありますが、使用には問題ありません。状態は写真でご確認ください。

黄瀬戸は桃山時代に美濃地方で生産された焼物です。発色が黄金に似ていたので、当時の為政者・豊臣秀吉が茶陶として愛好していたようです。江戸時代後期になると石皿や徳利など淡い黄瀬戸風の雑器が作られるようになりました。本品は1900年前後に作られた黄瀬戸の盃2客。石皿などの雑器は大量に残っているのですが、本作のような猪口はあまり残っていません。印はありませんが、瀬戸地方の熟練の陶工が作ったと考えられます。かわいらしい盃です。寒い冬、熱燗にご使用ください。

















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