越前焼 鉄釉 お歯黒壺
(江戸後期 19世紀前半) 商品番号 1939 高さ 約13cm/胴径 約14cm 経年の汚れがつき、口辺部から底部にかけ約13cmのニュウの直しがありますが、水は洩れません。状態は写真でご確認ください。 奈良時代から米食をしていた上流階級の日本人は歯を守るために、お歯黒をしていました。それが江戸時代になると化粧や風習のために一部の女性が行うようになります。 本品は越前焼のお歯黒壺。瀬戸焼のような褐黒色の釉薬が掛かっている越前焼では珍しい作品です。「越前焼といえば、お歯黒壺」というように、越前焼を代表する作品となっています。床の間に入るので、寒椿など生けてお楽しみください。 | ||
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