美濃焼 飴・灰釉 茶碗
(江戸時代中期 18世紀後半) 商品番号 1931 口径 約11.2cm/高さ 約7.3cm/高台径 約5cm 口辺に3cm×4.5cmの直し、約3cmのニュウが2本、胴部に窯傷からの傷、高台に使用傷があります。状態は写真でご確認ください。 美濃焼は現在の岐阜県多治見市、土岐市周辺で中世初頭、須恵器を製作するために開かれた窯です。安土桃山時代、織部、志野、黄瀬戸など独特の意匠の作品を作り一世を風靡しました。本品は江戸時代中期、美濃焼が日常雑器を生産した時期の茶碗。口辺の欠けを、半月に見立てて直してあるのが粋。秋月を見ているような感じがします。欠けた部分を繕って美にする日本人の感性を感じることができます。普段使いの茶碗としてお楽しみください。 | ||
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