李朝 蕎麦茶碗
(李朝時代後期 19世紀後半)

商品番号 1925
ご売約、ありがとうございました

口径 約17cm/高さ 約7cm/高台径 約6cm
保存箱付き

経年の染みがありますが、良い状態です。状態は写真でご確認ください。

蕎麦茶碗は、地肌や色合いが蕎麦に似ていることから命名された李朝産の茶碗です。わずかに鉄分を含んだ薄茶の砂まじりの素地に淡い青灰色の釉が掛かり、口は広く、見込みに鏡落ちがあり、その部分が外側の腰の部分の張り出しになるという特徴があります。
本品は李朝時代後期、日本からの注文で作られた蕎麦茶碗。約束通りに作られているので茶人が指導して作らせたのでしょう。見込みに細かな茶筅傷、細かなカンニュウに茶渋跡が見られますが、前所有者がこの茶碗を洗ったようで、目だった茶渋跡が残っておらず綺麗です。伸びやかな印象を持つ茶碗です。使っていると風情が育つと思います。普段使いの茶碗として、お楽しみください。





















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