高麗 褐釉 盤口 徳利
(高麗時代 14世紀後半)

商品番号 1922
ご売約、ありがとうございました

高さ 約25.8cm/胴径 約14cm×15cm
口径 約8.4cm/高台径 約9.5cm

経年の汚れ、発掘時の土がついており、盤口の半分に共直しの補修があります。水漏れがありますので花を生ける際は花瓶用の溶剤で養生をしてください。状態は写真でご確認ください。

朝鮮半島では12世紀、青銅器を模倣した焼物が作られるようになります。やがて、それらの作品は焼物独自の美に発展、高麗独自の作品を生み出しました。本品は青銅器を模した褐釉の盤口徳利。高取焼の内ヶ磯窯のような雰囲気の作品に仕上がっています。内ヶ磯窯は本作のような作品を真似て作られたのでしょう。高麗ではあまり見かけることのない釉薬が掛かった作品です。枯れた感じをお楽しみください。










参考写真「平凡社 陶器大全15 上野 高取」

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