丸儀太郎 「春寒」
(昭和時代初期 20世紀前半)

商品番号 1908
ご売約、ありがとうございました

本紙サイズ 縦横 126cm×33cm
軸サイズ 縦横 204cm×45.5cm
共箱付き

絹本肉筆。経年の汚れや染みがありますが、全体的に良い状態です。状態は写真でご確認ください。

丸儀太郎(1891年、神奈川県生)は、京都市立絵画専門学校卒業後、花鳥、風景を得意とし、院展や奉祝展などで昭和初期に活躍した日本画家です。1906年頃、実家である養神亭(神奈川県逗子市にある徳富蘆花が「不如帰」を書いた執筆宿)の経営に一時、関わりますが、後半生は画業に徹したようです。本品は神奈川生まれの儀太郎が描いた富士山と梅林、焚火などの冬景色を繊細なタッチで描いた軸。富士山の前に大山が描かれているので、神奈川方面から描いたことがわかります。お正月にぴったりの作品です。


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