伽耶 須恵器 台付き壺
(三国時代 5世紀)

商品番号 1893
ご売約、ありがとうございました

高さ 約20.5cm/胴径 約18cm
口径 約8cm/高台径 約13.5cm

大きな割れ、欠けはありませんが、発掘品の為土が付いています。状態は写真でご確認ください。

須恵器は4世紀頃、朝鮮半島で焼き始められた硬質陶器(b器)です。耐水性に優れた焼物なので、土器よりも祭祀用などとして重宝されました。 日本には4世紀後半に伝来、5世紀中頃には国内でも生産が始まります。本品は5〜6世紀頃、伽耶地方(朝鮮半島南部)で作られた台付き壺。ちょっと歪んだところが後の李朝の造形を思わせて、愛嬌があります。当時、伽耶は大和政権との関係が深く、多くの人が両地域を往来していました。 かつてのコレクターの収集品なので、最近、出回っている須恵器と一味違います。古代のロマンを感じさせてくれる作品です。鑑賞用、花器として、お楽しみください。















上へ戻る     閉じる