木彫 恵比寿型 自在鉤
(江戸時代後期 19世紀中頃) 商品番号 1874 高さ 約35cm/横幅 約31.5cm/奥行 約10cm〜18.5cm 経年の傷みや汚れがあり、一部ヒビ割れがあります。そのままでは自立せず、斜めになります。状態は写真でご確認ください。 江戸時代、東日本の田舎家では広間に囲炉裏があり、人々は暖を取ったり、料理を温めたりしながら歓談しました。鍋の料理を囲炉裏で温めるときなどに自在を使用するのですが、それを梁に吊るす道具として使われたのが自在鈎です。自在鉤には屋根を持つ大黒型と釣り針型をした恵比寿鈎があります。本品は釣り針型を欅製の自在。実際に使用されていたので、燻されて艶が出ています。現在では彫刻としてインテリアで飾られることが多くなっています。昔の日本の暮しに触れることができる一品です。 | ||
↑支えがない場合この状態になります |