浦富焼 唐子宝珠文 大徳利
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 1864
ご売約、ありがとうございました

高さ 約38cm/胴径 約23.5cm
口径 約5cm/高台径 約12.5cm

割れ、欠けはありませんが、肩に窯傷、部分的にカンニュウや経年の汚れがあります。状態は写真でご確認ください。

浦富焼は安政二年(1855年)、鳥取県岩美郡岩美町浦富で開かれた窯です。活動期には鳥取藩の支援を受けましたが、元治元年(1864年)に民業となります。本品は民窯になった後に作られた染付の唐子文の大徳利。袋や宝珠が描かれているので、出雲の大黒様が隠されています。また、牡丹ではなくバラの花が描かれているのは珍しいでしょう。一升入る大徳利です。日常雑器というよりも、北前船の荷主などが祝いの席で使用した祭器だったと考えられます。浦富焼の資料としても面白い珍品。地方の民芸館に飾られそうな見栄えのする作品です。









参考図版
「薔薇図」勝川春好(二代)文化12年〜文政2年(1815〜19)

「新板鉢植つくし」歌川重宣(二代歌川広重)弘化4年〜嘉永5年(1847〜1852)


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