商品番号　1850
ご売約、ありがとうございました

高さ　約25cm／胴径　約17cm
口径　約5cm／高台径　約8.5cm

経年のスレや窯傷はありますが、完品です。状態は写真でご確認ください。

長沼焼は幕末、近くにあった福良焼の影響を受けて福島県岩瀬郡長沼村で開かれた窯です。土は勢至堂焼と同じ土を使っていたせいで、長沼焼と勢至堂焼の区別をするのは難しくなっています。本品は大胆に花文が施された印判と手書きの徳利。印判の雰囲気と土の軽さから長沼焼と鑑定しました。福島県の焼物については不明な点が多いのですが、それを探求する面白さがあります。他の会津地方の窯よりも、ちょっと田舎の感じがする作品。国焼ファンにお勧めの一品です。