壺屋焼 鬼の腕 徳利
(江戸時代中期 18世紀)

商品番号 1831
ご売約、ありがとうございました

高さ 約23.8cm/胴径 約9.2cm
口径 約4.2cm/高台径 約7cm

高台にニュウが見えますが、水は漏れません。状態は写真でご確認ください。

壺屋焼は沖縄(琉球)の焼物で、無釉薬のアラヤチ(荒焼)と大陸系の絵付けがされた上焼があります。本品は通称「鬼の腕(ウニヌーティー)」と呼ばれる南蛮焼風の泡盛を入れる徳利。このような造形の起源は宋時代(12世紀)の磁州窯・葡萄酒入れに求めることができます。琉球王国は高麗の影響を受けているので、高麗の移民がこのような作品を作ったのでしょう。無釉なので、これぞ南蛮の作品といった感じがあります。シンプル、渋めの作品です。秋冬の花映りが良いでしょう。花器としてお楽しみください。












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