平戸焼(三川内焼)染付 漢詩「臨洞庭」 小鉢
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 1810
ご売約、ありがとうございました

口径 約18.5cm/高さ 約8cm/高台径 約7.8cm

完品です。状態は写真でご確認ください。

江戸時代初期、平戸にいた陶工が三河内に移住して作ったのが三河内焼、別名平戸焼と呼ばれています。三河内焼の特徴は有田焼よりも地肌が白く、薄く、細工物に優れている点です。本品は唐代の詩人孟浩然の漢詩「臨洞庭」の一節「八月湖水平 涵虚混太清 気蒸雲夢沢」が書かれた鉢。献上品を古くから手掛けていた平戸焼ならではの文化的教養の高さがうかがえます。書かれている旧暦の8月は現在だと10月に相当するそうですので、ちょうど今頃ですね。普段使いの鉢として、お楽しみください。







湖南省北東部洞庭湖

上へ戻る     閉じる