宙宝宗宇 一行書
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 1803
ご売約、ありがとうございました

本紙サイズ 縦横 約114cm×28cm
軸サイズ 縦横 約194cm×31cm
保存付

紙本肉筆。本紙や軸装に経年の汚れやシミ、折れ、軸先の塗に直しがあります。状態は写真でご確認ください。

宙宝宗宇(1760-1838)は、京都に生まれの臨済宗、大徳寺418世の僧です。 大徳寺406世・則道宗軌に師事し、表千家10代家元である吸江斎宗左などを指導、天保7年(1836年)、仁孝天皇より大光真照禅師の号を受けています。この句は達磨大師が慧可大師に伝えた「吾本來茲土。傳法救迷情。一華開五葉。結果自然成。」の一節、「一花開五葉」。豪快さの中にも枯れた感じを持つ書で、軸装は当時のものです。臨済宗の僧の中でも宙宝の書は人気があります。床の間に掛け禅味のある書をお楽しみください。


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