平戸焼 染付 山水人物文 水指
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 1798
ご売約、ありがとうございました

高さ 約19cm/胴径 約22cm
口径 約17.7cm/高台径 約13cm
保存箱付

経年の擦り傷などがありますが、完品です。塗蓋に直しがあります。状態は写真でご確認ください。

平戸焼は、江戸時代初期、長崎県佐世保市に開かれた窯で、別名・三川内焼と呼ばれています。現在でも十数件の窯元が活動しており、地肌が白く、薄く、細工物に優れた特徴があります。本品は江戸時代後期に作られた染付の水指。伊万里焼よりも染付が緻密で、細部を見ると佐世保近海の風景が活き活きと描かれています。実際にある景色を写実的に描いているのは、蘭学が盛んだった長崎に近い影響を受けているからでしょう。白い地肌と染付の青の組み合わせが美しい作品です。水指の他、底板を敷いてワインクーラーなどにも使用できます。
















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