薩摩焼 龍門司窯 染付 春蘭文 徳利
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 1795
ご売約、ありがとうございました

高さ 約22cm/胴径 約17cm
口径 約4cm/高台径 約9.5cm

経年の汚れやシミ、窯傷がありますが、良い状態です。状態は写真でご確認ください。

龍門司焼は元禄時代、山元碗右衛門が薩摩(鹿児島県)に開いた窯です。以来、300年間桜島を望む加治木の地で、三彩、飴釉、蛇褐釉などの雑器を生産しました。 本品は幕末期に作られた、染付徳利。白いエンゴーベを掛けた胴部に春蘭文を描いています。龍門司窯では緑釉や鉄釉を掛けた作品は残っていますが、染付作品は珍品の部類に入ります。同県にある平佐窯の呉須を使用したのかもしれません。造形から船徳利だと考えられます。民芸ファンの方にお勧めの一品です。














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