丹波焼 渋皮手 片口
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 1794
ご売約、ありがとうございました

口径 約14cm×17cm/高さ 約8cm/高台径 約8cm
容量 380cc(約2合)
保存箱付き

大きく歪み、窯傷に直しがあり、箱に傷みがあります。状態は写真でご確認ください。

丹波焼は兵庫県丹波篠山地方一帯で生産された焼物で、鎌倉時代初期から現在まで活動が続いています。江戸時代後期、窯が立杭に移ると丹波焼の陶技も多彩な装飾が施された雑器が生産されるようになりました。本品は幕末期に作られた、栗の皮のような色をした渋皮手の片口。箱には「伊戸(備前の焼物の伊部)」と書かれていますが、艶や手取りが軽さから丹波焼と鑑定しました。物原にあったのか、変形し、直しがあるのですが、前所有者は箱を作るくらい本作を気に入っていたようです。サイズが良いので酒器、鉢、茶碗に使用できます。これから晩秋にかけて楽しむことのできる片口です。





















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