再興源内焼 獅子 香炉
(明治時代 19世紀後半) 商品番号 1788 高さ 約12cm/横幅 約17cm/奥行 約12cm 経年の汚れ、若干の釉ハゲ、両耳と頭部後ろ下に直しがあります。状態は写真でご確認ください。 源内焼は四国の讃岐藩で平賀源内によって18世紀後半、始められた御用窯です。江戸時代後半になると、讃岐の屋島焼や陶浜焼で源内焼に似た様々な三彩の作品がつくられるようになります。本品は源内の号・鳩渓銘のある三彩獅子香炉。この銘が入っているものは明治に入ってからの再興源内焼と知られています。造形も巧みで、獅子がユーモラスな表情をしています。近年、源内焼、讃岐の三彩が人気なのは、江戸時代後期の時代性を感じさせてくれるからでしょう。鑑賞用、香炉に使用してお楽しみください。 | ||
明治十四年の作でしょうか。頭部裏に十四と読める彫りがあります。 |