仏画 文殊菩薩
(大正時代 20世紀前半)

商品番号 1770
ご売約、ありがとうございました

本紙サイズ 縦横 約81cm×38cm
額サイズ 縦横 約108cm×38cm

絹本肉筆。木製額、全面ガラス無し。経年のシミや汚れがありますが全体的に良い状態です。状態は写真でご確認ください。

文殊菩薩は、智慧を司る仏、大乗仏教の一尊です。一般には右手に宝剣を持ち、左手に経典を載せた青蓮華、獅子に乗った形で描かれます。本品は簡略化されて描かれた文殊菩薩。作者名の「文彬」に関しては、詳細は不明ですが、作風から京都で活動した日本画家だと考えられます。真言宗の寺院などの襖絵を描く画工だったのではないでしょうか。眺めていると、仏教の世界に誘われます。京風の品の良い文殊菩薩像です。


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