九谷焼 赤絵金彩唐草 人物わらび山水文 鉢
(江戸時代後期 19世紀中頃) 商品番号 1746 口径 約17.5cm/高さ 約8cm/高台径 約9cm 経年の汚れ、口径から3〜4cmのニュウが3本、高台内にトリアシがあります。状態は写真でご確認ください。 作風から九谷焼の中にある小野窯で作られた作品だと考えられます。小野窯は能美郡小野村(小松市)に天保元年(1830年)に開かれた窯です。九谷焼には、青手九谷と赤絵九谷がありますが、小野窯は赤絵をベースにした色絵や金彩を使った作品を清算しました。本品は、九谷焼小野窯の特徴を持つ赤絵金彩の鉢。細かく繊細な絵付けが全体に施してあります。陶器製なので、磁器に描かれた他の窯の作品よりも温かみがあります。見ていると、見事だなと感じさせてくれる作品です。お正月などハレの日に使用すると、料理が映えするでしょう。観賞にも十分に耐えることのできる作品です。 | ||
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