中国 灰釉 双耳壺
(後漢時代 2世紀頃) 商品番号 1736 高さ 約13cm/胴径 約17cm 発掘品ですので、経年のカセ、スレ、小さなカケ、底部に窯傷があります。状態は写真でご確認ください。 漢時代、中国では明器を埋葬する厚葬の風習が盛んでした。陶器製の明器には緑釉陶、灰釉陶、加彩陶などがあり、器形も様々な物が製作されています。本品は浙江省周辺で作られた漢時代を代表する小ぶりな灰釉壺。多くの作品は首のついた二耳壷で、本作のような形の二耳壷は珍しいと言えるでしょう。状態も良く、焼き締められているので直接、水も入ります(水を入れると少し土臭がします)。古代を楽しむ観賞用、花器としてご使用ください。 | ||
底部に穴が開いていますが、内部に膨らみがあり、内側には通っていません
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