弓野焼 二彩唐津 松文 甕
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 1734
ご売約、ありがとうございました

口径 約34.5cm/高さ 約26.5cm
胴径 約36cm/高台径 約13cm

口辺から10cm、12cm、25cmの3本のニュウ、口辺に近い胴部に釉薬のハゲ、経年のヨゴレがあります。状態は写真でご確認ください。

弓野焼は佐賀県藤津郡弓野で生産された陶器です。寛永年間(1624年〜1644年)に開窯、江戸時代を通じて緑釉や鉄釉を用いた甕を量産しました。本品は刷毛目地に伸びやかな筆使いで鉄釉の松を描いた甕。唐津にある虹ノ松原あたりの風景をイメージして描いたのかもしれません。版画家の棟方志功は、このような絵付けから影響を受けたと話しています。民芸のインテリアとしてお楽しみください。















上へ戻る     閉じる