苗代川焼(薩摩焼)白磁 徳利 (江戸時代後期 19世紀中頃) 商品番号 1714 高さ 約21.5cm/胴径 約14cm 高台に使用傷、胴部に窯傷、高台内のカンニュウにシミがあります。水は漏れません。状態は写真でご確認ください。 苗代川焼は薩摩焼の中で、「黒もん」と呼ばれる黒、褐色の雑器を大量に生産した民間窯です。苗代川周辺には串木野窯など約十数窯が存在していますが、その中の一つ、南京皿山窯は弘化3年から天草陶石を使い磁器を作りました。本品は南京皿山窯で焼かれた手取りの軽い、かわいい感じのする白磁の徳利。造形に赤土を使用しているので白い肌に温かみがあります。他の白磁とは違った美しさがある、白磁ファンにお勧めの一品です。 | ||
|