青釉 灯火器 (ペルシャ 12世紀) 商品番号 1673 高さ 約9.5cm/胴径 約9cm/口径 約5cm〜6cm 台座の割れ、灯火器の柱部の根元が割れていて補修されています。発掘品なので青釉が一部、銀化しています。状態は写真でご確認ください。 現在のイラン北東部は古代からトルコ石の産地、ヨーロッパとアジアを結ぶ都市として発展しました。 11世紀、セルジューク朝のベグが、この地に宮殿を建設し、チンギス・ハーンに滅ぼされるまで隆盛を極めます。本品はニーシャープールが栄えていた頃に作られた青釉の灯火器。 少し直しがあるのですが、中世陶の雰囲気を十分に感じさせてくれる作品です。十字軍の遠征など、西洋・中東史が好きな方にお勧めの一品です。本品を鑑賞しながら東西交流の歴史に思いを馳せてください。 | ||
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