木彫 猿 狂言面
(江戸時代中期 18世紀前半)

商品番号 1662
ご売約、ありがとうございました

高さ 約20.5cm/横幅 約15cm/奥行 約7cm

経年の傷みや汚れ状態は写真でご確認ください。

地方の狂言や田楽で使用された木彫の猿面です。狂言では子猿の皮をめぐって大名と猿まわしが対立した後、ハッピーエンドで終わる「靭猿(うつぼさる)」などが有名です。 狂言師にとって猿を演じることは重要な演目で、「猿に始まり、猿に終わる」と言われています。本品は江戸時代に地方で使用されたと考えられる猿面。お祭りの時、神社の境内で演じられる狂言などで使用されたのでしょう。表面の着彩がほとんど剥がれているので、古い時代の作だと鑑定できます。時代を感じさせるリアルなお面です。
















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