牛ノ戸焼 いっちん 輪花鉢
(江戸時代後期 19世紀中頃)

商品番号 1658
ご売約、ありがとうございました

口径 約18cm/高さ 約5〜6cm/高台径 約7cm

経年の汚れやイッチンに釉ハゲがありますが、良い状態です。状態は写真でご確認ください。

牛ノ戸焼は鳥取市河原町で焼かれている陶器です。天保年間に島根から来住した石州窯系の名工・金河藤七により始められました。 明治期、濃尾系陶磁器の販路拡大にともない、窯を縮小させますが、民芸運動を行っていた柳宗悦やバーナード・リーチらの指導を受け、全国的に知られるようになりました。 本品は民芸運動以前に作られたいっちん輪花鉢。時代が下ると作品が雑になりますが、本品は作りが丁寧なので、初期の牛ノ戸焼の作品だと鑑定できます。多分、金河藤七が作った作品でしょう。 食器として使えるのも嬉しいですね。牛ノ戸焼の名品といえる民芸館クラスの優品。民芸ファンにお勧めの一品です。
















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