苗代川焼 指掻き文 お歯黒壺
(江戸時代後期 19世紀前半)

商品番号 1654
ご売約、ありがとうございました

高さ 約16.5cm/胴径 約14cm
口径 約9.5cm/高台径 約9.5cm

内側にお歯黒特有の赤錆、口辺に欠けがあり、そこから3cmのニュウ、高台に2ヵ所のアタリや窯傷があります。水が漏れますので花を生ける際はオトシをご使用ください。状態は写真でご確認ください。

苗代川焼は鹿児島県串木野市周辺で生産される焼物です。江戸時代後期、御用窯から分かれた民窯が「くろもん」と呼ばれる朴訥な日常雑器を生産しました。 本品は打通窯で作られた褐釉の指掻き文壺。中を見ると鉄さびが付着しているので、お歯黒壺として使用されていたことがわかります。生活の中で使われてきた時代を感じさせてくれる作品です。 使用され時代を経た美を持っていると感じさせてくれます。これぞ、民芸。花器、インテリアとしてお楽しみください。
















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