薩摩焼 龍門寺窯 べっこう釉 水指
(江戸時代後期  19世紀中頃)

商品番号 1622
ご売約、ありがとうございました

高さ 約18.5cm/胴径 約17.5cm
口径 約10.4cm/高台径 約9cm
漆蓋、保存箱付き

箱の底部の一部が欠損し、傷みがあり、口径に2oから4mmのホツがあります。状態は写真でご確認ください。

薩摩焼は江戸時代初期、日本に渡来した朝鮮人陶工たちによって開かれた窯で、竪野、帖佐、元立院、苗代川など、たくさんの窯が存在します。 龍門司は姶良郡にある雑器を焼いた窯で、様々な表現技法によって多様な作品を生み出しています。 本品の均整の取れた楕円形の壺にべっこう釉を掛けた水指。本来ならば、この壺には蓋がついていて茶葉や香辛料などを入れていたと考えられます。美しい雑器に、漆蓋をつけて棚水指に見立てています。

















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