漢 銀化 緑釉小壺
(漢時代 2世紀)

商品番号 1584
ご売約、ありがとうございました

高さ 約13.5cm/胴径 約16.5cm
口径 約9.5cm/高台径 約10cm

発掘品なので全体的に緑釉が銀化し、釉ハゲ、カセ、水を掛けると独特の土臭がします。状態は、写真でご確認ください。

古代中国では死者を埋葬する時、来世の生活のために陵墓に明器を添える習慣がありました。 後漢時代、緑釉技法が発明されるとそれが流行、後漢と言えば「緑釉」と答えが返ってくるほど有名です。 本品は自然に風化した緑釉小壺。 土中に埋まっていたせいで、土と一体化していた感じがあり、ある角度から見ると、霧に煙る山々を連想させます。最近は多くの偽物が市場に出回っていますが、本品には偽物特有の薬品銀化、過剰装飾はありません。 シンプルな美しさを感じることができる作品です。落としを入れると初夏の花器として使用できます。














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