李朝 竜文 墨壺
(李朝時代後期 19世紀中頃)

商品番号 1579
送料込み 10,000円

縦横 約26cm×6cm/高さ 約8.5cm

経年の傷みや汚れがあります。滑車部分の取手が取れ、錆びているので動きません。使用される場合は修理してください。状態は写真でご確認ください。

まっすぐな材木が少ない李朝では王族や両班の家を建てる時に正確な測定をするため墨壺を使いました。大工の親方たちは徒弟の技量を高めるために、弟子自身に墨壺を作らせたと言われています。 まだ技術の伴わない弟子が作った物の中には稚拙で面白いものがあります。 本品は民芸品のような雰囲気を持った墨壷。少し大きめなので、大きな建物を建てる時に使われたと考えられます。シンプルな造形(多分、龍をかたどっています)で、李朝のアール・デコとでも呼べそうな存在感のある墨壺。こうなると、もう美的なオブジェと呼べそうです。










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