伊万里焼 献上手 山水唐草文 七寸皿
(江戸時代前期 17世紀末〜18世紀初頭)

商品番号 1577
ご売約、ありがとうございました

口径 約20cm/高さ 約3.4cm/高台径 約13cm

口辺に3mmの金直しがありますが、元々は窯キズです。口辺の金彩にスレ、高台に3mmのソゲがあります。状態は写真でご確認ください。

17世紀後半、日本から西洋への元禄伊万里焼の商品の輸出が衰退すると、有田の陶工たちは国内向けに高級な食器を製作するようになります。公家や大名が贈答用に使った伊万里焼は献上手と呼ばれ、一般庶民が使用する物とは一線を画します。本品は色絵と染付の山水唐草文七寸皿。染付で唐草文が丁寧に描かれており、咲いた花を模した洒落たデザインとなっています。さすが献上手と言える作品。白身の魚の刺し身を盛ると美しいでしょう。食器としてお楽しみください。







釉下に3mm程度の削れあり、削れた部分がクッツキになってすぐ下に付着、
削れた窪み部分に金直しがしてあります。


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