瀬戸焼 染付 南蛮船 小皿5枚
(江戸時幕末期 19世紀中頃)

商品番号 1557
ご売約、ありがとうございました

口径 約10.2cm/高さ 約2.8cm/高台径 約5.3cm

1客の高台に5mmのソゲがありますが全体的に良い状態です。状態は写真でご確認ください。

18世紀後半、田沼時代に蘭学が盛んなになると有田周辺で南蛮人や南蛮紛船をモチーフにした作品が製作されるようになります。庶民はそれらの作品は福をもたらす吉祥と考えていたようです。本品は1853年、黒船が浦賀に来航した時代に作られた瀬戸焼の染付南蛮船。それまで有田で製作された作品はオランダ人がモチーフですが、本品は見込みに「大美国(米国)」という銘が入っているのでアメリカを意識した作品となっています。幕末を感じさせる作品です。竜馬や勝海舟が活躍した時代を思い浮かべながらご使用ください。



















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