常滑焼 壺(江戸時代初期 17世紀前半)

商品番号 1544
ご売約、ありがとうございました

高さ 約35cm/胴径 約27cm
口径 約15cm/高台径 約14cm

経年のヨゴレがつき、口辺が大きく欠けています。胴にヒビはありませんが、底部からジワリと水が漏れますので、植物を活ける際はオトシをご使用ください。状態は写真でご確認ください。

常滑焼は愛知県常滑市周辺で平安時代末期から活動している六古窯の一つです。中世から近世にかけて壺や甕などの作品が全国各地で使用されました。本品は肩に窯印を持つ江戸時代初期の壺、種や銭などを入れる目的で作られました。鋭角的に欠けた口辺に、独特の雰囲気があります。偶然、このように欠けたのでしょうが、それが現代美術のオブジェのような面白さになっています。欠けがあっても見所があるので、これまで残ったのでしょう。これから梅の季節、梅の枝などを入れてお楽しみください。

















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