源内焼 扇・軍配 小皿2枚
(江戸時代後期 19世紀)

商品番号 1528
ご売約、ありがとうございました

扇 口径 約12cm×8.3cm/高さ 約1.6cm
軍配 口径 約9cm×7cm/高さ 約1.5cm

経年のヨゴレ、軍配型小皿に3.5cmのニュウ(補修済)、それぞれに若干の釉ハゲがあります。状態は写真でご確認ください。

源内焼は四国の高松藩で平賀源内によって18世紀後半、始められた交趾焼に似た三彩の焼物です。高松藩主は水戸徳川家の流れの譜代の名門で、源内に企画させて御用窯の作品を製作させました。本品は扇と軍配の形をした小皿。源内焼は御用窯で、大名家や幕府高官などの贈答用として扱われたため、近年まで世に出ることはありませんでした。源内焼は交趾三彩の写しですが、緻密なので和風を感じさせます。食器としてお楽しみください。







参考写真
「平凡社 別冊太陽 骨董を楽しむ5 小皿豆皿1000」







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