瑠璃釉 陽刻 唐草文 花瓶
(イラン イル汗国 14世紀後半)

商品番号 1525
ご売約、ありがとうございました

高さ 約34cm/胴径 約16.5cm
口径 約11cm/高台径 約11cm

全体的に直しが施され、発掘時の土がついています。状態は写真でご確認ください。

イル汗国(1256年〜1353年)は現在のイランを中心に、アムダリヤ川からイラク、アナトリア東部までを支配したモンゴル帝国を構成する地方政権です。モンゴルが中東を支配することによって、コバルト(青釉)が中国に運ばれ、染付磁器が発明されました。本品は14世紀後半、イル汗国で作られた瑠璃釉陽刻花瓶。当時、元では陽刻文(参考写真参照)が流行しており、その影響を受けて制作されたと考えられます。中世の東西交易を物語る歴史的な古美術品です。日本で見かけることはほとんどありません。インテリア、花瓶(使用する場合は落としをご使用ください)としてお楽しみください。















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