飛田周山 蓬莱山 掛軸
(大正9年 1920年)

商品番号 1520
ご売約、ありがとうございました

本紙サイズ 縦横 約205cm×64cm
表具サイズ 縦横 約114cm×49.5cm

絹本肉筆。箱はありません。経年の傷みやシミがあります。状態は写真でご確認ください。

飛田周山(1877年〜1945年、茨城生まれ)は大正から昭和初期にかけて活躍した日本画家です。19歳で上京し、久保田米僊に入門、その後京都で竹内栖鳳に学びました。東京へ戻った後は日本美術院研究所にて橋本雅邦や、岡倉天心に直接教えを受け、国定教科書の挿絵や岡倉天心を北茨城へ招いたことで知られています。本品は仙人が住み、不老不死の薬があると言われる蓬莱山を描いた掛軸。神秘的な景色を品良く丹精に描いています。新年を迎える飾りとしてお楽しみください。

参考写真
昭和8年〜15年まで使用された「小学国語読本」通称サクラ読本
挿絵を飛田周山が担当しました
初めてカラーで印刷された低学年用教科書です


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