上野目焼 掛け流し 徳利 (江戸時代後期 19世紀) 商品番号 1516 高さ 約20cm/胴径 約13cm 窯傷、高台に使用傷がありますが良い状態です。状態は写真でご確認ください。 上野目焼は宮城県玉造郡にある、伊達家の家臣である「須江家」によって宅地内で営まれた窯です。化政年間(1804〜30年)に最盛期を迎え、明治2年に廃業しました。 本品は白釉の地に鉄釉を掛け流した徳利。 上野目焼は大堀相馬焼から来た陶工が制作していたので、判別しにくいのですが、雰囲気が東北地方の徳利に類似しているので、本品を上野目焼であると鑑定しました(上野目焼でも、大堀相馬焼でも珍品です)。 手取りが軽く、雰囲気のある作品です。民芸ファンにお勧めの一品。素朴で温かい感じのする徳利です。 | ||
参考写真「平凡社 日本やきもの集成1」 |