四日市 万古焼 色絵 山水文 壺
(大正時代 20世紀前半)

商品番号 1511
ご売約、ありがとうございました

高さ 約30.3cm/胴径 約24.5cm
口径 約12.5cm/高台径 約12cm

貫入に経年のヨゴレがつき、高台にカケがあります。状態は写真でご確認ください。

万古焼は享保時代、物産の交流地であった桑名で始まった焼物です。その後、万古焼は時代と共に有節万古、射和万古、松坂万古、桑名万古などを輩出します。本品は嘉永年間頃(1853年)に四日市地方で始められた万古焼。四日市万古は明治3年頃から販路に乗って取引数を拡大します。初期四日市万古の特徴は盛絵付と四条派画法を取り入れた絵付け。窓絵に山水を描いた本作は、西洋(マジョリカ風)と日本(和風)、アールヌーボーとアールデコが混ざり合った作品です。ゴージャスなので景気の良い時代に作られたのでしょう。和様瀬中のモダンな壺です。












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