唐津焼 染付草文 徳利
(江戸時代後期 1800年頃)

商品番号 1508
ご売約、ありがとうございました

高さ 約28cm/胴径 約17.5cm
口径 約4.3cm/高台径 約8cm

口辺の三分の一の所々に共直し、高台に使用傷があります。水は漏れません。状態は写真でご確認ください。

18世紀後半、唐津では民芸風の徳利が作られるようになります。胴部に描かれた絵付けは李朝の秋草文の絵付けを思わせるようなシンプルさがあります。本品の絵付けも秋草文風なので、李朝の影響を受けて製作されたのかもしれません。有田で作られた伊万里焼の煩雑な絵付けに比べると素朴さが際立っています。本品を見ていると民芸品の良さは簡素なシンプルさにあることがわかります。秋草などを活けても映えるでしょう。






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