唐津焼 木原地蔵平 褐釉 小皿2枚
(江戸時代初期 17世紀初頭)

商品番号 1507
ご売約、ありがとうございました

口径 約13.5cm/高さ 約4cm/高台径 約4.5cm

発掘品なので直しがあり、水をつけると土臭がします。状態は写真でご確認ください。

唐津焼は16世紀末、朝鮮半島から渡来した陶工たちが始めた焼物です。現在の佐賀県、長崎県にまたがり、広い範囲で朝鮮風の陶器を制作しました。本品は多久唐津系の木原地蔵窯の褐釉小皿2枚。堅固な感じがする岸岳系の唐津焼と違って、カジュアルな軽やかさがあります。後の磁器を生産する木原窯の元になった窯の作品です。作風から木原地蔵平と判断しました。原型を留めているのが嬉しいですね。食器として、お楽しみください。














↑こちらの皿は呼び継ぎ直しになっています












参考写真 「平凡社 日本やきもの集成11 九州T」


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