山本昇雲 天孫降臨図(20世紀初頭)

商品番号 1494
ご売約、ありがとうございました

本紙サイズ 縦横 約119cm×41cm
軸サイズ 縦横 約205cm×53cm
保存箱付

絹本肉筆。軸装や本紙に経年のヨゴレ、オレ、イタミがあります。状態は写真でご確認ください。

山本昇雲(1870年〜1965年)は高知生まれの日本画家です。6歳より山内家のお抱え絵師に師事。浮世絵師、宝飾デザイナー、報道画家、日本画家と多彩な面を持ち、明治から大正時代にかけて活躍しました。本品は、天照大神の命を受け、孫のニニギノミコトが高天原から日向に降り立つ天孫降臨神話を描いた図。猿田彦命に導かれた神々が、美人画を得意とした昇雲らしい優しい面持ちで描かれています。神話が身近だった時代を感じさせる作品です。本軸をかけて、古事記など読むと実感がわくかもしれません。日本の古代をお楽しみください。


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